[NEWS]『力をひきだす、学びかたドリル❶ 「書く」からはじめる せん、すうじ・かず』を発行します

特定非営利活動法人「Education in Ourselves 教育を軸に子どもの成長を考えるフォーラム」が4年前から開催する「発達障害」セミナー(*1)。その参加者(保護者や学校関係者など)から寄せられた声に応え、「書く」ことの大切さを意識した学習ドリルを編集・制作しました。

 

学習が難しい子どもたち(幼児、小学生)を指導してきた教育機関・エルベテークの指導法(*2)に基づくノウハウ・工夫が満載です。書字が苦手な子どもだけでなく、すべての子どもの教育の第一歩としてオススメしたい学習ドリルです。


☆大人は「教え上手」に、子どもは「学び上手」になる! 

 

■「子どもに教えるのが難しい……」「どう教えたらいいのか、わからない」「親の言うことを聞こうとしない」「苦手なことはやろうとしない」「極端に字が汚い」……。そんな親や大人の悩みに応える“学びの原点ドリル”。

 

■ドリル学習を通して、まず、ルール・手順を守る姿勢(学習に向かう姿勢、鉛筆の持ち方、消しゴムの使い方、挨拶・返事の仕方など)をしっかり身につけるから、子どもは本当の学び方を知り、次第に変わり、力を伸ばしていく! 大切なことは、学習の「はじめ」にあります。

 

■大人の「教え上手」とは?……〈子どもの目を見て伝える〉〈適切なタイミングで注意し、ほめる〉〈大切なポイントが明確〉

 

■子どもの「学び上手」とは?……〈「応じる姿勢」が整い、素直に取り組む〉〈「どうすればいいか」がわかり、意欲的になる〉〈「物事にはルールや手順があること」を知り、良い親子関係、落ち着いた生活態度〉

 

■(本書2ページより)「ルール・決まり、手順を理解し、大切な「受け入れる姿勢」「教わる姿勢」を身につけ、自分の気持ちと行動をコントロールできるようになることをめざします。そして、最初から正しいやり方を知り手順を身につけることによって成長の土台がつくられ、自信や見通しをもてるようになるのではないでしょうか」

 

【目次】

こうして誕生しました……P.2

ドリルの目的……P.4

練習に向かう3つの準備……P.5

使い方ガイド……P.8

せん(たてのせん、よこのせん、ななめのせん、角のあるせん)……P.9〜32

すうじ・かず(数字1〜4、数字6〜10、数かぞえ、確認テストなど)……P.33〜86

すうじ・かずのまとめ……P.87〜90

 

【対象】 

■対象: 保護者と子ども(1歳〜小学生)、教育・保育・福祉・療育関係者など

 

【発行】

A4判 92ページ カラー 定価1,100円(本体価格1,000円+税10%)

 

■[力をひきだす、学びかたドリル]は全4巻(第2巻『「書く」からはじめる 10までのたしざん・ひきざん』、第3巻『「書く」からはじめる くりあがり・くりさがり』、第4巻『「書く」からはじめる たしざん・ひきざん、時計」』……順次刊行予定)

 

【主な特徴】

◎「大切なことは、学び方」の視点で編集・制作

◎〈線〉の練習からスタートし、スムーズなステップ・アップ → しっかり見る、丁寧に書く姿勢から数の練習へ向かえる

◎「対面で学習する」ための具体的アドバイス → 親・大人と子が教え学び合える

◎親・大人が学習の手本を示し、サポートしながら学習を導けるよう、大切なポイント・心構えを写真とイラストでアドバイス → 目的・目標をしっかり共有できる

◎指導実績に基づくノウハウ・工夫がいっぱい

 

【監修】

監修: 河野俊一[エルベテーク代表/医療法人エルベ理事]

【プロフィール】1996年、民間の教育機関エルベテーク設立。発達の遅れと課題をもつ子どものためのコースも開設し、現在に至る(川口/大阪/アメリカ)。

著書に『発達障害の「教える難しさ」を乗り越える』『自閉症児の学ぶ力をひきだす』(いずれも日本評論社)、『誤解だらけの「発達障害」』『子どもの困った!行動がみるみる直るゴールデンルール』(いずれも新潮社)など。2017年11月〜2018年1月、『教育新聞』(教育新聞社)にコラム(10回)を連載。講演会、研修会での講師多数。

 

編集・制作: 特定非営利活動法人 教育を軸に子どもの成長を考えるフォーラム[さいたま市の特定非営利活動法人(2017年設立)。「子どもの教育と医療」を主なテーマとして活動中]